ラーマクリシュナの言葉

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 夜空にはたくさんの星が見えるが太陽が昇るとそれらは見えない。あなたは、日中の空には星はない、と言うことができるか。それだから、おお、人よ、あなたが無知である日々の中に神を見ないからといって、そこに神はいない、などと言ってはいけない。
 

 神は無形であり、また神は有形でもいらっしゃる。そして彼は、有形と無形の両方を超越した存在である。彼のみが、自分はこれではないとか、他の何々であるとか、と言うことができるのだ。
 

 円柱にしっかりとつかまっている少年は、その周囲をすごい速さでぐるぐるとまわっても決してころぶ恐れはない。そのように、神にしっかりとつかまったままであなたのこの世の務めを行なえ。そうすれば危険はない。
 

 人間に生まれるというまれなる特典を得ながら今生で神を悟ることのできない人は、生まれた甲斐がない。
 

 幾百年の闇も、一点の光がその部屋に入ればたちまち消散する。数え切れないほど生まれ変わっているうちにつみ重ねられた無知と悪行も、神の慈悲深い御眼の一べつによって消え去る。
 

 あなたの欲するどの方法でもよいから彼に祈れ。彼は必ず聞いて下さる。彼はアリの足音さえお聞きになるのだから。

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